四季の暮らしを楽しむ 京都

おことうさんどす


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「事始め」。12月13日のこの日を一年の区切りとして、京都の花街などで、お正月を迎える準備を始めることを言います。芸妓さんや舞妓さんたちが、日頃からお世話になっているお師匠さんやお店さんなどに「おことうさんどす」とごあいさつに行く姿が見られます。花街ではないけれど、私のお教室のご近所の錦市場では、じわじわと、お正月に近づく風景が見受けられるようになりました。これは、紅梅に型を抜いた、「枠」の部分の金時人参。捨てずに100円で売る!こういった始末の心も、そこここで垣間見れる京都です。